アイスクリームがある家庭への憧れは過去のもの❓
自分が子供の頃、アイスクリームは特別な食べ物でした。
それは、遊園地に出掛けた暑い夏の日に汗だくの姿をうちを見て、お母さんが可哀想にと売店で買ってくれた250円もした、バニラソフトクリーム。
イズミヤというスーパーのフードコートに買い物の荷物もち要員として駆り出され、そのお駄賃代わりに買ってくれた100円のアイスクリーム。
いつもは、チューペットという色鮮やかな液体が密封されて10本という大容量の食べ物が毎日のおやつとして提供していたので、たまに食べるアイスクリームやソフトクリームは格別な味だったのを覚えています。
このチューペットという、食べ物を凍らせて真ん中を鋏でカットして兄弟で半分子したり、一人の時は、もう片方をサランラップと輪ゴムで覆って次の日まで取って置く。
夏になって、うちの子供達が大きくなるにつれ幼少期の記憶が甦ります。
ただ、うちの幼少期と異なるのは、、、
1)家の冷凍庫には、アイスクリームが年中一定スペースを占領中
妻が大のアイスクリーム好きなので、真冬でも存在します。子供も大好きです。半分食べて「お父さんにもあげるね」とくれたりします。
2)お姉ちゃんチューペット嫌い
万年アイスクリームがある状況だからか、チューペットが好きではなく、クッキーで挟んだ最中風アイスや、チョコチップとか好きです。
3)お兄ちゃんは、チューペット一本喰いする
チューペットとは、真ん中を半分にして二人で食べる、もしくは2本にして2回も食べれる、そんな食べ方という考えで育ってきたうちにとって、小学校中学年のお兄ちゃんは、丸ごと食べちゃいます❗
黒船襲来か❗❓
異文化交流なのか❗❓
立てず話せない頃から、自家栽培で10年近く
オシメを代えたり、ご飯をあげたりと毎日お世話と教育を施して来たはずなのに、何故そんなブルジョアな生活をしているのだ❓❓
アイスクリームが冷凍庫にあった日なんて血みどろな戦いがあったというもんです。
半分と称して、如何に自分が一番多くなるようにとズルを考えたりしていた、
その文化は、無くなってしまったのか❓
奇数であることが、トラブルの根源だと
いう風習は日本から消え去ったのか❓❓
良い時代になったものです。