(中途採用)企業が求めている人の特徴【その3】(ラストです)
ラストになります。
最後まで宜しくお願いします。
4.失敗をどのように捉えていく人か
初めての仕事は、失敗するものです。
新人には、「失敗の責任は俺が取るから!」と上司に言われて、頼もしいと思ってしまいますよね??
でも、この失敗はしない方が良いに決まっています(笑)
この失敗に対して、一番大事な事は、その失敗を「自分の出来事」と捉えて、
次回同じ様な失敗を繰り返さない対策を自分で考えて行動が取れるかどうかなんです。
同じ失敗を繰り返す人は、その失敗を自分の糧にしていません。
なので、そんな人は会社にはいらないんです。
失敗で、損失も出るわ、前回同様同じミスをまた繰り返されるわで学習能力がないとは正にこのことです。
更にもう一段階ステップアップする為に欲を言えば、自分のした失敗を
糧にしていくとなると、あらゆるミスを犯さないといけなくなり、
とても時間が掛かります。
ですので、少し近い距離の人がミスをした場合でも、他人事ではなく自分事として
変換し、その失敗に対し対策を立てる事が出来るか?
それができれば、多くの出来事が想定範囲内になり、初めての経験が少なくなることで
失敗も少なくなります。
5.日々仕事をどのように捉えて行動しているか
「貴方は、仕事をどのように捉えていますか?」
「貴方にとって、仕事って何ですか?」
最早、永遠のテーマといっていい内容です。
うちも、答えがあるなら教えて欲しい~
面接などでも聞かれますが、答えなんてものは基本的にはございません。
自分の人生、自分の好きな捉え方でいいと思います。
と書いたら、意味がないですね? ごめんなさい
自分ならという前提で考えて見ます。
そこで、童話を引用しイメージしやすい例を引用したいと思います。
3人のレンガ職人の話はご存知でしょうか?
職人3人に通りかかった人が質問を投げかけます。
貴方は何をしているのですか?
それに対し、
職人A: 「見ればわかるだろう、毎日毎日レンガを運んでいるんだ」
職人B: 「あそこに教会を立てるために、レンガを運んでいるんだ」
職人C: 「歴史に残る大聖堂を作っているんだ」
さーて、貴方ならどの人を雇いたいですか?
ほとんどの方が、職人Cと答えると思いますが、物事の捉え方で
取り組み姿勢は変わってきます。
仕事で難易度の高い仕事が回ってくるチャンスはそんなに多くはないです。
そして、大きな仕事ほど失敗すると次回の機会は期待できなくなります。
目の前の仕事にだけ焦点を当て続けて仕事をしていると、折角回ってきたチャンスで
自分の担当領域と異なる仕事が振られた時に上手く処理できない事にも
なりかねません。
ですので、アンテナを常に張り巡らせて下さい。
広く浅くでいいんです。
担当領域は誰にも負けないほど深く、そしてその周辺知識などは多少浅くでいいんです。
新聞も全部読まなくても、記事のトピックスだけでもいいんです。
何度も触れる事で言葉を覚えていきます。
それを繰り返すと、その言葉が自分の中で常識になってきます。
知ってて当たり前になれば、しめたものです。
自分の担当業務以外にも仕事で出会う知識は膨大です。
その知識領域を少しでも増やし、その知識を生かす事で、より高度な業務に対してもチャレンジし成果を収め続けること、その事によって、社会に貢献し、自分も同じベクトルで成長していくこと、それが大事ではないかと考えます。
(答えなんか人それぞれなので自分で考えてみて下さいね。
ここに書いたのは一例で、うちの答えは少し異なります)
以上が企業が求めている人の特徴です。
時代が変わると、採用手法も変わってきます。
ですが、求める人材というものについては、どの時代も基本的には同じです。
協調性があり、自発的に行動できる人
でも、この言葉ではざっくりしすぎて良く分からない・・・
そんな気持ちから書いてみました。
注意!!
1)この特徴は、あくまで採用される人を基準に作成しております。
2)人間的に優れているかどうかは別です。
3)やはり人が人を評価する事自体難しいんです。(笑)
コメント&はてぶを沢山頂けたら、人事の内容も今後も不定期に
書いていこうと思います。
初の三部、構成ご覧頂きありがとうございました。